表側ワイヤー矯正を選択した20代リーマンが苦労したこと

矯正治療を振り返ると、表側ワイヤー矯正は多くのメリットがある一方で、いくつかの苦労が伴いました。
この記事では、私が直面した具体的な困難を振り返りながら、矯正治療を考えている方に参考になる情報を提供したいと思います。

まず、以下の4つの苦労がありました。順番にどのような苦労だったかを記載したいと思います。

  • 見た目の問題
  • 食事の苦労
  • ブラケット脱落のトラブル
  • 食事後の速やかなケアが必要
目次

見た目の問題

ひとつ目はワイヤー矯正時の見た目です。

私が着用していたのは表側のワイヤー矯正装置だったため、正面から完全に装置が見える状態でした。

矯正装置の選択肢の中には、表側からは装置が見えにくい裏側のワイヤー装置や透明なマウスピースでの矯正があります。
これらは見た目の問題も軽減されますが、私は見た目の問題を受け入れて表側矯正を選びました。

食事の際や会話の際に口が大きく開いて装置が見えるのが嫌で、心なしか口を小さく開ける癖がついていました。
そうしていたので、「矯正しているね」と指摘されることもほとんどなかったと思います。

海外だと歯科矯正を受けることはステータスでもあるので隠す必要はないと聞いたことがあるのですが、日本人社会で生きてきた私には見た目の問題が特に気になるようです。

食事の苦労

ワイヤー矯正の苦労として上位に上がるのは、この内容ではないでしょうか。
私自身も食事にはかなり悩まされました。

特に苦労したのが食べカスの装置への挟まりです。
あらゆるものがワイヤーや装置に挟まります。

舌を動かしながら食べカスを取ろうとするのですがほとんど取れません。

どうしたらそうなるのかわからないのですが、うどんを食べた時はワイヤーの上にうどんが乗っかります。

食事のたびにこのような状態なので毎食後の歯磨きは欠かせません。
汚れを放置すると虫歯の原因にもなりやすいので歯磨きは必須です。

ブラケット脱落のトラブル

3つ目はブラケットの脱落です。
私は3〜4回ほど経験しました。

ブラケットが脱落すると再接着が必要でその度に装着費用が必要でした。
予定外で少し痛い出費です。

脱落した状態を放置してしまっても後戻りしてしまうので、早めの再接着が必要です。
そのため、極力ブラケットの脱落を起こさないように注意して食事をするのですが、私は脱落を完全には防げなかったです。

食べ物の中でも特に硬いものを食べた時などに外れやすいのですが、私が一番驚いたのはポテトチップスを食べていた時に外れてしまったことです。
確かにパリパリして硬いですが、ブラケットの接着材がポテチに負けてしまうなんて。

皆さんもポテチを食べる際はブラケットの脱落にご注意を。

食事後の速やかなケアが必要

矯正中は、食事の後に速やかにケアを行う必要があります。

食べ物が装置に残ったままだと、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、毎食後歯磨きをするように歯科医師より指導がされました。

個人的には食べ物が挟まった状態が嫌だったので、口腔内をスッキリさせるためにすぐに歯磨きをすることを心がけました。

ただ、外出中などで歯磨きがしづらい時もあるので、困ることもしばしばありました。時には公共のトイレの洗面台で歯磨きをすることもありました。

こういうところで歯を磨く人はあまり見ないけど、背に腹は変えられず歯が磨けそうなスペースを見つけたら磨くようにしていました。

終わりに

表側ワイヤー矯正は、綺麗な歯並びを手に入れるための有効な方法だと思いますが、その過程にはこれらの様々な苦労が伴います。
私は見た目や食事、トラブルへの対応、そして日々のケアといった課題に直面しながら2年強の時間を過ごしておりました。
少しずつ慣れてはいくのですが、嫌と感じることもしばしばありました。

しかし、それらを乗り越えることで、矯正治療が終了することも確かです。

矯正治療を検討されている方には、事前にしっかりと情報を収集し、自分に合った方法を選ぶことをお勧めします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次