矯正治療によって受け口を改善したことで生じた4つのメリット

私は20代半ばまでは受け口で矯正治療を受けたことがありませんでした。
歯並びも良くなく、当時の写真を見てみてもグチャグチャだったなという印象です。
歯並びが悪くても生活に支障があるわけでなく、矯正をせずに20代半ばになりました。

そんな中、なぜ矯正を実施したかについては矯正の記録を記載しているのでぜひご覧ください。

これらの歯科矯正治療経験を経て、矯正治療を終えたのが28歳くらいでした。
治療期間は2年3ヶ月ほどで、一般的な期間かもしれませんが長い格闘期間に感じておりました。
治療期間には色々と苦労することもありました。

しかし結論、やって大正解だったなと感じております。

見た目など外見に表れる変化以外にも内面等に様々な変化が生じ、QOLが向上したと思います。

この記事では、矯正治療を通じて感じたメリットと、将来に期待するポイントについて記載していきます。

感じた4つのメリット

  • 滑舌が改善し話しやすくなった。
  • 昔からのいびきが軽減された。
  • 食べづらさ、食べる時の顎の痛みなどの支障が軽減された。

おまけ(将来的な期待)

  • 汚れが溜まりづらくなり将来的な虫歯・歯周病のリスクが軽減される。
  • 口腔内のトラブルが減って矯正治療のコスト以上の経済的なメリット。
目次

滑舌が改善し話しやすくなった

歯並びの不揃いは、滑舌や発音にも影響を与えることがあります。

私の場合も同様で歯の噛み合わせが悪く、前歯から空気が抜けるような状態だったためサ行の言葉などが言いづらかったです。
矯正後は、空気が抜けて言いにくいと感じることは減りました。

 また、私は英会話に通っているのですが、英語の発音にも変化がありました。
英語ってきちんとした発音を意識すると、舌の動かし方とかが重要になってきて日本語を話す時とは違う口の動きをする時もあります。
時にはダイナミックに口や舌を動かす必要があります。

歯並びの改善、MFT(Oral Myofunctional Therapy))によって舌の動きが良くなったことで矯正前よりも発音を意識して英会話をすることがしやすくなったと感じています。

矯正を実施している2年強の間に英語が上達しただけの可能性もありますが、今のところ矯正のおかげもあるかなと思っております。
矯正をやるまでは気付きませんでしたが滑舌の良し悪しも英語の話しやすさに影響するんですね。

治療後、言葉がよりはっきりと伝わるようになったかは定かではありませんが、自分の中ではプラスに捉えております。
人前で話す機会が増える方やプレゼンの多い仕事をされている方には、大きな利点になるでしょう。

いびきが軽減された

意外に思うかもしれませんが、歯並びや噛み合わせの改善が気道の広がりに影響を与えることがあります。

いびきが生じる原因の一つに、仰向けに寝た時に舌が下がり気道が塞がれるということがあります。
私も矯正前からいびきがあり、家族からも指摘されることがしばしばありました。

ところが矯正を実施する過程で、家族からいびきが減ったと言われるようになりました。

いびきが改善された理由の一つに舌の位置が改善されたことがあるかと思います。
歯列が広がったことで舌を置くスペースが確保されたこと、MFTで舌の体操を行ったことで舌が下がりにくくなったことで、舌が下がることで気道が狭まることも減り、いびきも減ったのではないかと思います。

調べてみると歯列矯正を行うことでいびきが改善することは一般的にある効果のようです。

矯正前の私のいびきの大きさを知っている家族から、いびきが改善されたと言ってもらった時は嬉しかったです。
今後もMFTを継続していき、いびきのしにくい状態をキープしたいと思います。

食べづらさや顎の痛みが軽減

食事中の不快感や顎への負担も、噛み合わせの改善で大きく軽減されました。

矯正前はたまに顎の関節が痛くなることもあり(顎関節症ですかね?)、かなり顎に負担がかかっておりました。
顎の関節がなることもあって、完全に顎の関節にとっては良くないですよね。
正直、歯並びが悪いせいで、このような不具合が生じているとは思っていなかったです。

さらに歯並びが悪かった時は、食べ物が歯の間に挟まることも多々ありました。
もちろん矯正後も歯の間に歯の間にモノが挟まることがあります。
しかし、前よりも歯磨きで取ることが楽になったと思います。

矯正中は、ワイヤー矯正の場合は装置のせいで食事を楽しめないのですが、矯正期間を乗り越えることで食事を楽しめるメリットがあると実感しています。

自信が増した

歯科矯正を実施して一番のメリットはこれかと思います。

そもそも矯正をやる目的の多くは、審美面の改善で、自分の歯並びにコンプレックスを抱えているケースが多いと思います。
私自身も矯正前の歯並びや笑顔に自信は無かったです。

矯正前は個性だと思って対して気にしては無かったのですが、いざ歯並びが良くなってからは笑顔に自信が持てるようになりました。
(ではなぜ、歯科矯正を実施したかについては矯正の記録を見てみてください)

価値観は人それぞれで個人差はあると思いますが、これだけでも高い治療費に見合うメリットだと思います。

以下はおまけで、今は感じていないけど将来的に期待できるメリットに触れたいと思います。調べている中で確認された、一般的な内容を記載しています。

汚れが溜まりづらくなり、将来的な虫歯・歯周病リスクが軽減される

歯の汚れは虫歯や歯周病のリスクを高める要因になります。
歯並びが悪くても汚れをしっかりと落とせれば問題は少ないのですが、汚れを取り除くのが難しいです。

幸い私は虫歯になることは無かったのですが、汚れは溜まりやすかったです。
しかし、歯並びが整うと、歯ブラシが届きやすくなり、汚れが落としやすくなるかと思います。

もちろん、矯正後もこれらリスクはあるので長期的にケアを続けることが大切だと思います。

矯正治療のコストを超える経済的メリット

一見、高額に思える矯正治療ですが、口腔内のトラブルが減少することで、後々の治療費を抑えられる可能性があります。

例えば、インプラントや入れ歯、頻繁な歯科治療が必要なくなることで、長期的には経済的なメリットが得られると期待しています。

また、健康な歯を保つことは全身の健康にも寄与するため、生活の質が向上するという大きな価値を期待しています。

さいごに

矯正治療は、単に歯並びを整えるだけでなく、生活全般の質を向上させる力を持っています。治療を始めるには時間と費用がかかりますが、その価値は一生続きます。

滑舌やいびき、食事の快適さといった日常生活の質の向上に加え、口腔内トラブルの予防や経済的メリットも含めて、歯科矯正治療は私にとっては「人生を変える投資」になったと言えるでしょう。

これから矯正治療を始めようか迷っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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